『力強い桜』。東京2020の聖火リレーのトーチは吉岡徳仁さんのデザインで決定。

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オリンピックの開会を知らせる、聖火リレー。

国際オリンピック委員会の権限のもと、ギリシャ・ペロポネソス半島のヘーラーの神殿跡で採火され、開催地東京まで聖火が運ばれます。

今年はどのようなトーチのデザインとなるのでしょうか。

聖火トーチの基本情報

  • デザイン者:吉岡徳仁さん
  • 長さ:71cm
  • 重さ:1.2kg
  • アルミ素材(後述)

吉岡徳仁さん

1967年生まれ。倉俣史朗、三宅一生のもとでデザインを学び、2000年吉岡徳仁デザイン事務所を設立。アメリカNewsweek誌による「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれている。

https://www.tokujin.com/profile/

特別なアルミ素材

東日本大震災の被災三県の仮設住宅の廃材から再生したアルミを30パーセント利用しています。

吉岡徳仁さんのデザインのコンセプトは?

「いい形でもない、最新テクノロジーでもない、被災地の方々の心の復興になるようなトーチにならないかを考えていた。」

被災地訪問がきっかけだった。

「桜ですよね。被災地の子供たちと桜の絵をかいたとき、子供たちの描いた絵がすごく力強くてみなさんが復興で立ち上がる姿というものを世界見て欲しい。」

いつの時代も子供の表現は、世界を鏡のように映し出しますね。

力強さをどうやって表現するのか。

「表現するうえで、桜とはどうしてもかわいくなってしまうが、表現したかったのは力強さ。力強さを表現するために、炎を1つの桜として表現したかった。」

トーチを真上からみると、桜の花びらの形をしていますが、本当の桜の花は灯火をつけたときに見えるということです。

日本の心を伝えるために。

「日本の心を伝えたかった。助け合い思いやり、そのようなにほんのすばらしさを世界の人に見て欲しかった。」

この高度で抽象的な想いも、聖火リレーを通して、世界中の視聴者に伝わるといいですね。

聖火リレーは2020年3月26日・福島県よりスタートします。どうか、間近で聖火トーチを見られますように。

次回、聖火トーチ実物を見た時、記事にいたします。

 

引用部分 2019/3/20 NHKニュースウォッチ9より。

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