【対談レポ】聞き上手と錯覚させるテクニックから新R25の編集ノウハウまで|Voicyファンフェスタ①

この記事を書いた人
あなほりさん
エンジニア

オトクと新しいモノに敏感な25歳。 2019年4月から全国住み放題サービス「ADDress(アドレス)」を利用して、他拠点生活中。 アドレスホッパーの様子や新サービス紹介、グルメ情報などを発信しています。

2018年10月20日に行われたVoicyのファンイベント「Voicyファンフェスタ 2018」に行ってきました!

本記事では、第三部の「新R25」編集長 渡辺将基さん × 幻冬舎 設楽悠介さんの対談の中で、
印象に残っている話をまとめました。

取材の達人ならではの「相手を気持ちよくさせるスキル」といった
普段の会社生活でも使えそうなテクニックだけでなく、
「これからのメディアのあり方」にも踏み込んだ対談でとても勉強になったコラボトークでした。

【関連記事】あやにーさん × はあちゅうさんの対談レポはこちら。
【対談レポ】あなたの人生は「さらけだし力」と「コンテンツ化」でもっと楽しくなる|Voicyファンフェスタ②

いつも聞いている「あの声」に会える特別な日。
Voicyの人気パーソナリティが大集合!

「あの声」を生で感じられるVoicyのオフイベント。
パーソナリティのコラボで、新しい一面が見れるかも!

「あの声」がすぐそこに。
あなたはどの声とつながりますか?

引用元: Voicyファンフェスタ〜声でつながる特別な場所〜

はじめは「今日の悲報」から

渡辺さん
電車の中の話。スマホにホコリが入ったので息を吹きかけた。
勢い強すぎて、前にいた女性の肩にまでかかってしまって
めちゃくちゃ冷たい視線をむけられたというエピソード。

(補足)これのことですね!

設楽さん
渡辺さんが企画した「サウナ特集」。
「言葉ではなかなか良さを伝えづらいサウナ」の魅力。

サウナ好きの座談会を編集長など「言葉に強い方」であれば
文章でもサウナの良さを伝えられるのではないか。

座談会を開こうということで、
「あたらしい経済」というWebメディアの編集長でもある幻冬舎の渡辺さんにも声がかかった。

集合場所がガチのサウナ

座談会なのに集合場所に指定されたのは高円寺にあるガチのサウナ!
ということは、、、裸!
どうやら周りはシュッとしている中、自分だけわがままボディ。

「裸NG」というのも言うわけにはいかないし、、
Photoshopでなんとかしてくれないかなー。

聞き上手とは?

渡辺さん
まずは相手のことを好きになること。
一緒におもしろくなること。

設楽さん
取材時に意識していることは「相槌」。
相手の話を理解していますよ、という意思表示になる。

テンションも高めにいく。
相手に気持ちよく話してもらうことを意識。

箕輪さんの「まさに」はずるい

うまい例でいうと、箕輪厚介さんの「まさに」。
これは言われた方も気持ちいい。

ただたまに全然聞いていないときでも「まさに」発動される。

ぶっちゃけ芸人さんみたいなリアクションがいい。

「はじめてです」というセリフも使える

設楽さん「あ!それさっき裏で紗倉まなさんにも言ってた!!」
(一同爆笑)

インタビュー時は、「一緒に作ってく感じ」を意識している

一方的にお願いするのではなく、一緒につくりあげ、成功するイメージを持ってもらうこと。
協力してもらう感じ。

記事であれば、一緒に良い記事にしたいという風に。
対等な関係になることを意識している。
それって相手をリスペクトしているってこと。

設楽さん「ぶっちゃけPV数はいらない」

「どうやってアクセス稼ぐの?」とかよく聞かれる。

1日1個だったのを、10個の記事をあげるようにする。
そうすると、PVはあがる。

けどそれは他のメディアもやってる。
本当に価値があるといえるか?

それよりも「熱い1PV」を狙うべき。

(補足)このツイートのことですね。このツイートには渡辺さんも感動したそう。

ウェブメディアは極論、文字はいらない

音声と動画だけでできないか、新しいメディアのあり方を模索中。
ウェブメディアは文字いらないんじゃないんかなーって思っている。
Voicy、Podcastでラジオもやってる。

たとえば、今やっているブロックチェーンとか仮想通貨のメディア。
これは海外の記事を参考にすることも多い。

ただ海外の記事を翻訳すればいいわけではない。
本当は紹介してはいけない草コインの話とかも多いから。
精査しないといけない。
これをやって記事を作るくらいなら口で話しちゃったほうがはやい。=Voicy?

R25世代は、記事をどう読んでいるか?

8割が流し読み。
つまり、全然読んでいない。

じゃあライトに書けばいい?文字数減らす?
それは違う。

必要な情報量というのは必ずある。

新R25は諦めない。
なので基本的に4000文字以上ある。
全部読んでほしいから絶対にページ分割はしない。

情報量は減らさない代わりに、
楽しく読んでもらうことを徹底的に意識している。

「学び」を「エンタメ」にする。
絶対にお勉強コンテンツにしない。

新R25は、とにかく人を立てる

ターゲットである20代にユーザーインタビューしていて感じるのが、
やっぱり、コンテンツ消化できていない、ということ。

そこで新R25は、とにかく人をたてるようにしている。
いくら情報が網羅されていても、
・だれがいってるのか
・どういう文脈か
で、受け入れられ方はかなり変わってくる。

たとえばZOZOの前澤さんが、
「お金使うほど増える」
と言うと、なるほど、と納得する人が多い。

けど僕が奥さんに言ったら
「何言っているの?」
となる。

あっという間におわってしまった

どんどん議論が展開されていき、
ついに、ファシリテーターのDJ Nobbyさんに一言も話す隙間を与えないまま終わりました。笑

個人的には、
・聞き上手になるための小手先テクニック
  →「相槌」「まさに!」「はじめてです!」
・新R25の編集方針
  →「学びをエンタメ化」「キャラを立てる」
あたりが聞けただけでもお腹いっぱいでした。

他にも
・霜田さん×隠遁さん
・Sawaさん×設楽さん
の対談もメモしながら聞いたので、記事にします。

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