頸椎損傷(C6)による車へのトランス&積み込み(固定車・リジット)

この記事を書いた人
DRかとー
DRかとー
副管理人/医師

勢いとお得情報への盲目的な執着心が売りの新進気鋭ブロガー。 名古屋市から山梨県へお引越し。 地図・交通・お買い得情報は一度は彼に聞け。 医師免許も持っている。

 

車椅子を自動車運転席に横付けする。

ドアを左手で開く

エンジンをかける。

運転席に移乗動作をする。

運転席の窓をあける。肘関節の屈曲と、三角筋のプッシュアップ運動を利用し、下肢を運転席に移乗させる。

車椅子の左の車輪を外す。

車椅子の右の車輪を外す。

座席部分を後部座席に移す。

扉を閉める。

 

 

8.髄損傷高位評価表

(総合せき損センター編)
神経高位 (頚椎高位)  筋力評価                        .

C1,2   (C1)    僧帽筋、胸鎖乳突筋などの頸部筋 1~3
C3    (C2)    頸部筋 4or 5  横隔膜 完全orほぼ完全麻痺
C4    (C3)    横隔膜 OK(呼吸十分)  上肢筋力 0
C5    (C3/4)   A:上腕二頭筋 1~3  B:上腕二頭筋4or 5
C6    (C4/5)   A:手根伸筋 1~3    B:手根伸筋 4or 5
C7    (C5/6)   A:上腕三頭筋 1~3  B:上腕三頭筋4or 5
C8    (C6/7)   A:指屈筋 1~3     B:指屈筋 4or 5
 T1    (C7)    骨間筋 4以上                     

引用http://www.jscf.org/jscf/SIRYOU/rihabiri/hyoukasyakudo.htm

 

第6頚髄節が残存している人:肩・肘を曲げることと、手首を背屈することが可能になってきます。大部分の人が、身の回りのことが可能になる可能性があります。
食事・整容・更衣・環境が整った中での排便・入浴・自動車運転などが可能となってきます。
 しかし、これらの動作が、可能になるためには、それなりの体力と訓練が必要です。また、環境調整も重要なポイントになってきます

引用http://www.rehab.go.jp/beppu/nbc/baske.htm

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です