1000円カットってどうなの？QBハウスに潜入してきた感想！

この記事を書いた人

あなほりさん

エンジニア

オトクと新しいモノに敏感な25歳。 2019年4月から全国住み放題サービス「ADDress（アドレス）」を利用して、他拠点生活中。 アドレスホッパーの様子や新サービス紹介、グルメ情報などを発信しています。

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月の出費、意外と美容室代って馬鹿にならないですよね。
そんな髪切り代を安く抑えたい！
ということで、1000円カットに初挑戦してきたのでレビューします。

「もうこれでいいじゃん」

結論からいうと、大満足。
お金だけでなく、時間も節約できるので、
特にこだわりのない男性には全力でおすすめします。

変に見栄を張って表参道の美容室に行って、
平気で1,2時間使っていた自分を殴りたい。。

祝日でも大盛況のQBハウス 溜池山王店

僕がいったのは近所の「溜池山王店」。
「意外」と書くと失礼ですが、
サラリーマンがいない祝日の静かな溜池山王にも関わらず店内は大盛況。

女性ユーザーも増えている、と何かのメディアでみましたが、
僕が見た限り女性客は0人でした。

11時半ごろ来店しましたが、私は6人目でした。
(実は、外観の写真を撮っていたものの数分の間に2人入っていきました。。)

対応されているスタッフは2人。
座席は3席あったので、3人の時もあるのかもしれません。

待っている間も続々と来店されていました。

1,080円ポッキリ

価格は1,000円＋消費財で1,080円。
※平日のみ65歳以上の方は1,000円。

溜池山王店は現金のみ対応。
それならせめて1,000円にしてほしい。

あいにく細かいお金をもっていなかったので、
2,000円を投入で、920円のおつり。

僕はアブラサスの「薄い財布」を使っているので、小銭は大敵。
※薄い財布については別途記事にする

この点はかなりのマイナスポイント。
ぜひともSuicaやクレカ、QUICPay(クイックペイ)、iD、Edyなど、電子マネーに対応していただきたい！

お店側にとっても、
・営業後の締め作業
・釣銭切れをおこさないように定期的に補充する手間
を考えると、メリットがあると思う。

「10分カット」ということであるが、
実際に数人のカット所要時間を測ってみると、
15分〜20分程度といったところでした。

注文方法もシンプル

そうこうしている間に自分の番に。
注文のコツとしては、出来るだけ具体的に伝えるということ。
もみあげは完全に剃ってしまうのか、それとも薄っすら残したいのか。
前髪はどこまで切りたいのか、などを明確にしておくとスムーズだと思いました。

肝心の仕上がりには満足

「変な髪型になったらどうしよう」と思っていましたが、
実際のカットの仕上がりは「意外といいかも！」という感じ。

衛生的にも良い？

これは事実ではなかったら申し訳ないのですが、
基本的に美容師の使うブラシ系は特に殺菌されることなく使い回しているイメージがあります。
(少なくとも2.3人カットしたくらいでは)

QBハウスではカット後、シャンプーの代わりに、
髪を掃除機(エアウォッシャーと呼ぶらしい)のようなもので吸い取ってもらうのですが
そのノズルの先についているブラシを、使用後に毎回、紫外線消毒器の中に入れていました。

その辺りの配慮もこの価格で実現できているのも相当な企業努力の成果だと思います。

参考: “安かろう悪かろう”じゃない。QBハウスが「カット10分1000円」を実現できる秘密

他にも随所に企業努力が

システムユニットも感動しました。
普通の美容室だと受付カウンターがあって、そこに荷物入れがあることが一般的ですよね。
QBハウスでは、鏡がクローゼットになっており、そこにお客の荷物を収納する仕組みになっていました。
受付カウンターがないQBハウスならではの非常に合理的な発想だと思いました。

地味に嬉しい「おしぼり」

終了後は「おしぼり」をサービスしてもらえます。
おしぼりといっても熱々の蒸しタオル、ではありません。

単純にカフェなどに備え付けてある袋入りの手拭きです。
ですが、当然、ないよりかはもらえるだけ嬉しいですよね。

狭き門！QBハウススタッフへの道は厳しそう

空き時間にQBハウスについて調べてみたのですが、
採用活動や人材育成に相当こだわっているようです。

離職率の高さが課題となっていた散髪業界。
QBハウスは、ボトルネックであった労働条件を改善することで
・従業員の定着率向上
・優秀な人材の確保
に成功しているようです。

具体的にはこんなことを進めたようです。
・社会保険の完備
・給与水準を一般的なサラリーマンレベル(基準わかりませんが…)に
・残業代を1分単位で支給

興味があれば、詳しくは下記を読んでみてください。
参考: 採用率はわずか18％！ 1000円カットの「QBハウス」に優秀な人材が集まる理由

とにかく一度行ってみて欲しい

とりあえず、まだ行ったことない人は、
一度行ってみることを全力でおすすめします。

1,2ヶ月に1度、美容室で5,000円を使っておしゃれな髪型になるよりも、
2週間に1度、10分カットで髪を切った方が、
「清潔感のある男性」になれる気がします。

そう考えると、もう二度と美容室行かないかも…