- DRかとー
- 副管理人/医師
勢いとお得情報への盲目的な執着心が売りの新進気鋭ブロガー。 名古屋市から山梨県へお引越し。 地図・交通・お買い得情報は一度は彼に聞け。 医師免許も持っている。
家なき子にとって、いちばんの課題は寝るところの確保。
- ファミレスのソファ席で横になるほどの図々しさはない。
- ネットカフェの外れ席は臭すぎる。
- カプセルホテルはちょっと高い。
そんなあなたに、今回、家なき子一歩手前のDRかとーが、車中泊に特化したカーシェアスポットを紹介するぞ！
今回は私が継続して利用しているオリックスカーシェア をまとめてみた。
特に、暑さと寒さが厳しい都会でもシェルターにできる場所を紹介しよう。
厳しい冬を乗り越えるのだ！！
※各見出しをクリックすると、パーキング詳細ページに飛びます。
筆者の体験した失敗例
車中泊不慣れな人は気をつけて！！
先日2月私は、渋谷マークシティで車中泊しました。
都会の9階駐車場では、零度近くの風がびゅうびゅうふきつけました。
車内はあっという間に寒くなり、車中泊を断念。
マークシティの工事現場の人に紛れながら、エレベータフロアで温まっていました。
ビジホって高くない？
みなさんよく考えて欲しい。
日中、賃金を稼いだ後、残りの時間でやることといえば、睡眠をとることと風呂に入ることだ。
風呂は置いておいて、睡眠のことだけを考えると、ビジネスホテルというものはあまりに高すぎる。
近頃のインバウンド需要もあいまって、一泊一万円をこえるところも珍しくなくなってきた。
なぜカーシェア車中泊が優れているの？
カーシェアというものは本来、ドライブの需要を満たすために、短時間での利用を前提としたものであるが、
実のところ、カーシェアで休憩または睡眠をとる人が増えているという。
車はすばらしい。なんていったって完全な”個”のスペースを確保できるのだ。
一方で、都会の駐車場は高い。夜間パーキングの上限が2000円を超えるところはざらにある。
カーシェアというものは全国一律の料金設定である。
オリックスカーシェアの場合だと、夜の20時から翌朝9時まで2500円で利用することができる。これが、銀座コインパーキングの駐車料金となんら変わらない値段設定であることに、読者の皆様はお気づきだろうか。
したがって、最強のコストパフォーマンスを目指すならば、カーシェアリング夜間パックを利用し、ドライブデートもしくは送迎の日雇い労働をしたあと、そのまま車内で睡眠をとるのがベストなのである。
運転免許さえあれば、東京砂漠で彷徨うあなただって生き延びられる。
カーシェア車中泊のために重要な要素は？
- 安価な夜間パックが利用できること。
- 駐車場の入出場が24時間可能であること。
- 人気が少ないこと。人気が少なければ目隠しをしなくてもよい。
- 外気の出入りがすくなく、夏涼しく冬暖かいこと。
- 空気が極端に汚くないこと。
これが私の考えです。
新宿駅
そもそも新宿駅で寝泊りをする人というのは、高速バスの待機時間か、繁華街で終電の時間を忘れちゃった人だろう。
近年、ネットカフェやカプセルホテルも充実しているが、ここではあえてカーシェア泊の選択肢を提示する。
新宿駅中央西口
京王地下駐車場にある、駅の改札直近のこのスポット。つかえる車両がプリウス30のみというのは悔やまれる点ではある。使用中の可能性大。
新宿サブナード駐車場Ｂ
西武新宿駅から徒歩3分の距離であり、地下街サブナードともちょっけつしているこのスポット。
駐車場ということで、歌舞伎町至近の距離に位置しながらも、酔っ払いも少ないのではないのだろうか。
新宿サブナード駐車場A
先ほど紹介した、新宿サブナード駐車場Bよりさらに靖国通りを東に進んだところに位置する、このスポット。
Bと違う特徴として、冬用タイヤを履いたエクストレイルも配備。車中泊明けの冬のレジャーシーズンという強行軍プランにも対応。
新宿サブナード駐車場D
車高の高いHONDAフリードを配置。
筆者が思うに、車中泊に適した車というのは、広さより高さだと思う。
高さがあるだけで、より“部屋”に近づいた感覚で一晩を過ごすことができるのだ。着替えも楽チンだしね！
代々木駅前ドコモタワー
遠景でもよくわかる時計台のようなビルをしたあの建物が、じつは車中泊スポット。
配置してある車はプリウス30とヴェゼルHVのみなので、フルフラットの快適な睡眠環境は保障されないだろう。
車の出入りについていうと、南からのみアクセスできるので多少不便だった記憶がある。
営業時間が7：00ー23：00なので注意が必要である。
結論としては、新宿駅だと歌舞伎町至近のサブナードが一番良いスポットだろう。
秋葉原駅
秋葉原駅前
秋葉原駅目の前に位置するこの駐車場。
シャワーの利用を考えているならば、まちがいなくここをお勧めする。
隣に位置する快活クラブ、ここは実は、都内2店舗しか存在しない、シャワー無料タオル使い放題の店舗なのだ。
ノマドにとって、洗濯物が増えることは移動の大敵。すこしでも洗濯物を減らして、移動時にかかる負荷を減らしたいときに、タオル使い放題はとてもありがたい存在だ。
ここはモーニング無料サービスもおこなっているため、朝ごはんもシャワーと同じルーチーンで済ませることができる。
セレナハイブリッド・フリードも配備されており ネットカフェに負けない広さで横になることができるだろう。
池袋駅
池袋駅東口(池袋ISP)
池袋はここ以外のパーキングが屋外のものしかなさそう。
駅舎を一旦外に出て、明治通りまで出る必要がある。
渋滞の心配はないし、ステーションワゴンも配備。22時から6時の間は明治通り沿いの25番出入り口を使うこと。
渋谷駅
マークシティ駐車場
ひっかけ選択肢。マークシティ9階駐車場に位置しており、大きな建物の中の安心できる籠城生活を連想させるが、実態としては、渋谷の盆地にあつまってきた冷え切った夜風が上空をびゅうびゅう吹き抜けていた。
バスターミナル警備員と工事の人たちマジでタフな仕事してるわ。
道玄坂２丁目Ａ
苦渋の選択肢。
現地を見に行ったことはないが、写真から察するに外気を遮断しているわけではなさそう。
しかも道玄坂交差点に面しているので出入りもスムーズでないことが想定される。
渋谷は、総じてカーシェア泊に不適なエリアであるようだ。
東京駅
夜の東京駅。それは人々が行き交っていた昼間とはちがった姿を見せる。
丸の内駅舎の赤煉瓦へのライトアップが終わってからが、勝負の時間。
気を引き締めていくぞ！
東京駅丸の内(丸の内中央パーキング）
丸の内側はここが一番。皇居に最も近いカーシェア車中泊といってもよい、このスポット。
わたしは陛下のおそば、プリウスのなかで 大殿篭ることにしよう。
※プリウスとアクアしかなくて、車中泊にはあまりむいていません。しかし丸の内側ならここがベストです。
東京駅八重洲地下駐車場（東_Ｆエリア） 
八重洲側最強はここかもしれない。
八重洲地下2番通りの、地下街の26番出口と直通。
大正義ステップワゴン、があるので複数人での車中泊もできてしまう。
東京駅八重洲地下駐車場（西_Dエリア）
八重洲側次点で最強はここかもしれない。
フリードＨＶが配備されている。
東京都八重洲
東京駅からは離れてしまうものの、地下鉄日本橋駅宝町駅には近くなる。
東京都宝町
東京駅からは離れてしまうものの、地下鉄日本橋駅宝町駅には近くなる。
ここにもフリードが配備されているぞ。
銀座
銀座はカーシェアリングが非常に限られている。またコインパーキングの時間単価も高い。そんななか、たったの2500円で、夜20時から翌朝9時までつかえるスポットを紹介する。ドライブもできるしね！
銀座７丁目（旧：中央区銀座６丁目）
東急プラザ銀座から新橋方面に徒歩五分。
フィットシャトルHVとフリードを配備。
地下一階の駐車場で、眠らない町で 凍え死ぬことなく、朝を迎えることができるだろう。UBERが本格的に日本で稼働したら、客の送迎にもいい拠点になりそうなスポットである。
銀座周辺の有望なスポットはここだけであった。
日比谷
日比谷国際ビル
最強の静音環境がここに。
※日比谷国際ビル閉館時間帯（日祝日および夜間等）は防災センターにてカーシェア会員証（ｄカーシェア会員様はカーシェア予約完了メール）をご提示の上、入館してください。
また、駐車場営業時間外（23時から翌朝7時）は車両出入口もシャッターも閉まっていますので、
シャッター横のインターホンにて「カーシェアリング車両」の旨伝え入出庫してください。
車の扉1枚だけではない二重のオートロックの、極上の安堵。（マンションポエム風）
至高の芸術の地「日比谷」。そこに防災センター24時間駐在の警備員とすごす、夜の車内。
赤坂・六本木
アーク森ビル 地下3階駐車場
ワゴン車あり、24時間営業、六本木駅一丁目3番出口から徒歩2分という、高スペック。期待できます。
まとめ
個人的に素晴らしい環境だと思うのは日比谷国際ビルですね。いくら鍵のかかる環境だとはいえ、外から丸見えの車内で寝るには勇気のいるもの。物理的に人の出入りが排除されている二重オートロックの駐車場ならその心配も必要ありません。
2番手が、新宿サブナードとアーク森ビルでしょうか。
みなさまがよい車中泊ライフを送れますように！
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